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馬込文士村 空想演劇祭2023

作品情報

近代文学を代表する川端康成もまた、尾﨑士郎に誘われて馬込に移り住んだ作家のひとりでした。無口で人付き合いの苦手な人柄でしたが、夫人が突然断髪したり、あらぬ恋愛の噂話をたてられたりと馬込の騒動に巻き込まれます。同時期に馬込に居住し、抒情的な作風で人気を博した詩人、三好達治と共にとりあげます。

演劇
劇団 山の手事情社『片腕』

「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」若い女性の右腕と、それを預かった中年男の奇妙な一夜の交流を描いた作品。川端康成が書いた妖しく淫らな言葉と、俳優の声と体が絡み合って、スクリーンの中で狂おしく踊ります。

原作
川端康成
構成・演出
斉木和洋
出演
谷 洋介、名越未央、松永明子、渡辺可奈子、有村友花
衣裳
撮影
小西遊馬、草次健太
音声
戸田裕士
整音
土方裕雄
照明
髙橋 勇
編集
前蔦建治
撮影会場・協力
本妙院
  • 劇団 山の手事情社『片腕』の写真1
  • 劇団 山の手事情社『片腕』の写真2
  • 劇団 山の手事情社『片腕』の写真3
  • 劇団 山の手事情社『片腕』の写真4
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劇団 山の手事情社別ウィンドウ

ダンス・音楽
きたまり/KIKIKIKIKIKI『横笛』〜詩集「故郷の花」より〜

築100年の古民家を舞台に、馬頭琴、太棹三味線、尺八による楽曲と、謡、喉歌、ラップという全く異なる歌唱法を組みあわせた歌曲をベースに、きたまりが三好達治の詩の世界を表現します。

原作
三好達治
構成・振付・演出・出演
きたまり
音楽・出演
石原瀞山(尺八・横笛・ラップ)、嵯峨治彦 (馬頭琴)、山道太郎 (声) 、やまみちやえ(太棹三味線)
ドラマトゥルク
新里直之
撮影・グレーディング
宮永智基、菊竹 規
音声・ミキシング
土方裕雄
撮影会場
馬込ハウス、洗足池公園
  • きたまり/KIKIKIKIKIKI『横笛』〜詩集「故郷の花」より〜1
  • きたまり/KIKIKIKIKIKI『横笛』〜詩集「故郷の花」より〜2
  • きたまり/KIKIKIKIKIKI『横笛』〜詩集「故郷の花」より〜3
  • きたまり/KIKIKIKIKIKI『横笛』〜詩集「故郷の花」より〜4
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スタンダップコメディ 清水 宏『馬込の文士2023』

[ライブ収録!]抒情詩の代表的な語り手 三好達治が描いた情緒溢れる心象風景。そして日本を代表するノーベル文学賞作家 川端康成が表現する倒錯的な世界観。同時期に馬込に居住した作家二人の作風を、シニカルに、時に愛情深く語ります。

出演・脚本 清水 宏
構成・演出 安田雅弘
照明プラン 関口裕二(balance,inc.DESIGN)
照明オペレーター 佐野淳子
衣裳
舞台監督 本 弘
撮影 菊竹 規
音声 遠藤 悟
映像ディレクター・編集 西原裕貴
撮影会場 大田文化の森 ホール

原作者情報

川端康成 (小説家)1899-1972

大阪府生。19歳の時初めて伊豆へ旅行して以来十年間湯ヶ島を行き来し、旅先で「伊豆の踊子」などの執筆活動を行なった。その後、「雪国」「千羽鶴」「山の音」などを発表。文化勲章・ノーベル文学賞を受ける。

大田区在住期間

昭和3年(1928)/29歳のころ~昭和4年(1929)/30歳のころ

三好達治 (詩人・翻訳家)1900-1964 

大阪府生。東大卒業後しばらくの間は翻訳に力を入れていたが、昭和5年の詩集『測量船』で抒情詩人として名を知られるようになる。また、詩論集や随筆集でも功績を残した。主な作品に詩集『春の岬』、詩論集『萩原朔太郎』などがある。

大田区在住期間

昭和2年(1927)/27歳のころ~昭和4年(1929)/29歳のころ

スタッフ情報

撮影

映像ディレクター 米本直樹

全体進行

統括 小笠原くみこ
アシスタント 福冨はつみ、河合達也、鹿沼玲奈、渡辺可奈子

広報宣伝

イラスト 光嶋フーパイ
リーフレットデザイン 明里笑店LLC.